1952-07-30 第13回国会 参議院 本会議 第72号
(「その通り」「衆議院が何をやつているか見て来い」と呼ぶ者あり、拍手)而も明日一日間会期を延長するという以上は、政府與党においては、明日一日間を如何にして能率的に、政府が企図したところの法律案の通過を企図せんとしておるかという質問に対して、與党を代表して草葉国会対策委員長は、議院運営委員会において私に何ら満足するところの答弁を與えなかつたのでございます。
(「その通り」「衆議院が何をやつているか見て来い」と呼ぶ者あり、拍手)而も明日一日間会期を延長するという以上は、政府與党においては、明日一日間を如何にして能率的に、政府が企図したところの法律案の通過を企図せんとしておるかという質問に対して、與党を代表して草葉国会対策委員長は、議院運営委員会において私に何ら満足するところの答弁を與えなかつたのでございます。
その場合の人事権と給與権の関係など仔細に検討せずに、かくのごとき文教政策を打ち出された、このばらばら文教政策、こういうものは我が国の教育の危機の様相を一層深めるものでございまして、(「その通りだ」と呼ぶ者あり)私は、かくのごとき政府、與党においては、我が国の今後百年の礎を築くところの文教政策を任せることはできない。私は、政権担当の資格を喪失しているものと断定するものでございます。
こういう波瀾の中から生まれた案が、もとより欠陷を持たざるを得ないというのは当然のことではありましようが、一応教育の崩壊を食いとめ得る役割を果せるという期待を持つたのでありますが、又々再軍備予算に血道を上げる政府與党間の意見の不一致から、原々案の心臓部ともいうべき最低教育費の基準法文はことごとく削除され、第一條に調うところの目標とは似ても似つかない満身創痍の姿になつて出て来たのが、只今提出された原案そのものなのであります
すでに地方財政委員会が存在いたしておりましても、平衡交付金その他、政府、與党の勢力扶植に悪用せんとする意図を有しておりまするので、これが廃止せられました曉においては、一層地方財政が政府並びに與党のために悪用せられる危險なしとしないと信ずるのあります。 又全国選挙管理委員会の廃止は更に重大であります。なぜならば、選挙は民主政治、議会政治の根幹であり、基盤であるのであります。
現在の政党政治の状況を見まするというと、これは国民等しく相当に憂慮されている点でありまして、現在の政府與党の活動状況を見ましても、一から十まですべてが正しいことであるとばかりに信じている国民だけではないと私も思います。
政府與党が現在の国際情勢を全く無視して、一夜作りのかかる利権法案を以てこのような独占私有化した株式会社を設立し、まさに行われんとする総選挙に備えんとすることは、八千万国民と共に断じて許し得ないところでございまして我々は断固としてこれに対して反対するものでございます。(拍手)
次に、先ほど来、多くの方々が触れられたようでありますけれども、衆議院の今の運用を見ますれば、與党のかたには相済まんのでありまするが、多数を擁する政府與党の提出せる議案が常に余り理論的に論議されずに、多数なるが故に相当非民主的な形態において原案が通過しておるのであります。かようなごときことは、憲法が無視され、国会の審議権が蹂躪せられておるということであろうと私は考える。
政府與党は、我が国教育政治史上拭うべからざる一大汚点を印するところの重大なる過誤をなさんとしておるのでありまして、私があえて緊急質問を試みるゆえんでございます。関係大臣は詳細、明確に答弁して下さることを強く要望するものであります。
政府與党の態度も又これと一体化しなければなりません。腰抜け外交に次ぐ腰抜事業を今こそ肝に銘じて考えなければならぬときと存じます。 電源開発会社の将来は、国内、国際諸情勢の変化によつて支配されること勿論であります。電力行政も又国家権力支配下に動揺することもありましようし、九電力会社の総合協力化の下に行われることも起きて来ると存ずるのであります。
即ち、今回政府與党が全国一社の形を持つた特殊会社の構想を持たざるを得なくなつたことは、明らかにみずからのその失敗を告白したものであると共に、(「ノーノーと呼ぶ者あり)政府が電気事業に対して無定見、無方策なることを指摘せざるを得ないのであります。(拍手) 第二の点は、この特殊会社の性格についてであります。
(「懲罰だぞ」と呼ぶ者あり)こういうような形で、この下から起つて来るところの世論に対しまして、どうしても破防法のようなものを以て言論を封殺することなしには、現在の吉田内閣は政権を維持することができない、こういう立場からあのような厖大な国民のあらゆる世論、ごうごうとしたところの反対運動にもかかわらず、これを何とか強行に通そうとするところの政府與党の強引な破防法通過のこの措置こそが、今度のようないろいろなとばつちりの
○石原(幹)政府委員 フィリピンにおける対日平和條約の審議の模様は、概括は先ほど申し上げたところでありますが、もう少し詳しくもし必要でありましたならば申し上げてもいいと思うのでありますが、先方は対日平和條約の批准につきまして、政府與党はこれを早急に求めておるのでありますが、野党ナシヨナリスタ党はこれに反対しておりまして、四月二十八日に対日戰争終結の宣言案を上程したのであります。
政府與党とこのように共謀して、そうして、その圧力に屈し、そうして神聖中立なるべきところの議長職権を歪曲した。このようなことは、参議院におきまして、殊にその議長の職にある佐藤尚武君のこれは不徳の至すところであると思うのでありまして、このような議長を我々は信任することができない。(「その通り」と呼ぶ者あり) 第二点は参議院規則の無視であります。
かくのごとく政府の提案が遅れたといいまするのは、政府與党の法律案に対するところの意見の不一致と調整ができなかつたところに基くものでございまして、(「そんなことを言うな」と呼ぶ者あり)例えばその例を申上げまするならば、行政機構改革或いは労働諸法規の問題、或いは地方自治法の法律案の提案以前におけるところの政府與党の見解の不一致というものは、天下周知の事実でございます。
政府與党の法律案に対する見解は、立案過程において、更に法律案の国会提出後においても、その調整統一は遅々として進ます、更に政府責任者たる吉田総理は、重要法案の審議に当つて当該常任委員会の出席要求に誠意を示さなかつたのであります。かかる事態は、国会会期の延長を安易に考え、又実施することから、もたらされる現象であつて、国会の審議状況を極めて非能率にする主なる要因となつておるのであります。
○国務大臣(山崎猛君) 政府、與党の間の議論の対立、論争のために最後に法案が残るというようなことは断じてさせないつもりで、努力をいたしておる最中なのであります。申上げるまでもなく、先刻も申したのでありますが、私どもの党派は二百八十何人おりまして、相当議論が多いのであります。議論が多いのは私どもは喜んでおるのであります。
こういう御発言があつたのでございますが、勿論加藤君は自由党を代表しての議運で優秀なおかたでございますけれども、私は午前中申上げましたように、今国会が本日まで延びて来た大きな原因の中には、法案の立案過程において、更に審議過程に入つて、政府、與党の認識の不統一ということが、こういう事態をもたらして来ておる。
それから郵政省の問題につきましては、政府、與党両方の立場から、できるだけ促進をいたすように善処いたしたいとお答えいします。
それは国務大臣を補佐する政府委員としまして、各種の御意見を申述べられることはよいでありましようが、仮にしかくしましてよいと思うとなれば、政府、與党である自由党も含み野党全体が衆議院で修正して来たものが原案より悪い法案であるということになるのではないかというふうに考えるのであります。
従つてその意味におきましては、政府與党の関係は勿論であります、政府與党の関係の間で如何なる連絡をとつたかというような点は、国会の皆様がたの御審議の資料には余りならないのじやないかと思いますので、私はその点を申上げようとはいたしません。又参議院は参議院の立場において御審議のあること、これは又当然のことであります。
その権限からいつて、一院が、而も政府與党を含む大方の野党が賛同して出て来たものに対してこういう批判があつて、而も我々参議院においてよい悪いという対象になつているものについて、仮にこれを通すということになれば、これは改悪法だということになると思う。私はそういうようなことはしたくない。従つてそれらの点を調整して、あとではつきりした政府の御所見をこの問題について電通委員会でお述べ願いたい。
これをしも、政府與党たる自由党が農村に協力的な精神を持つていると言えるでありましようか。(拍手)政府與党は、かくのごとき態度をすみやかに改めることなくして、いかなる法律制度を策定するとも、農民の地位は安定されず、農業生産力は増強しないのであります。 農業生産力の増強なくして、この八千四百万を越える厖大なる国民の生活の安定も、国民経済の復興も期待すべくもないのであります。
現在委員会に上程されております教育委員会法等の一部改正法律案も、かかる教育無視、警察国家への強化、党利党略に目的を置く政府、與党の策謀によつて、同じような運命をたどりつつあるのであります。各新聞とも、社説によつて、この事実を指摘し、その政略的意図を暴露しておる。
この條約に対する日本の基本原則が十分に研究調査されていなかつたり、政府、與党の中においてすら意見の一致を見ないようなものでありますならば、将来妥結されるべき漁業條約は絶えず波乱を生じ、日本にとつて決して有利なものでなく、そのことは、條約の精神である相互の有利になるようにとの原則にももとるものであります。また公海の自由も平等の立場も有名無実のものとなるのであります。
私は、先には触れませんでしたが、教科書の問題等についても非常に重要な問題が起つて来るのでありまして、かかる重要な法案が政府與党によつて反対せられ、遂に成立を見ないというふうな場合、政府はどういう責任をとろうとせられるか。その点にまで明白に私は答えて頂きたいと思うのであります。
かつて、日本警察は政争の熾烈化に伴い、その人事が濫用せられ、時の政府、與党のためにする運営がなされた実例をわれわれは想起するものであります。警察は人権をあくまでも尊重しなければなりませんが、これと同時に、不偏不党の立場を堅持し、不正に対しては断固として強く正しくあらねばならぬのであります。